江ノ島駅の「江のピコ」

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「江のピコ」って聞いたことがありますか?

 

江ノ島駅前の金属製のピコリーノと呼ばれている車止めの上に、ちょこんと乗っている

8羽の小鳥のオブジェ、それが「江のピコ」ちゃんです

 

撮影スポットとして有名になり、今では海外の方にも知られているそうです

その「江のピコ」ちゃんは手編みの衣装を着て、おめかししています

 

25年前に江ノ島駅の売店の女性が、「小鳥が寒そう」と、売店の空き時間に

得意の編み物で衣装を作りました

 

その衣装を着せたのがはじまりで、20年以上も受け継がれてきています

今では毎月1日に衣装替えをしているんですよ

 

現在、衣装製作や着せ替えをするボランティアグループを立ち上げた方は3代目です

 

これからも役割を引き継いでいくために、2022年に「編み物グランプリ」を、開催して

新作衣装を応募したところ、全国から131点の応募があったそうです

初代の方からはじまった優しさを、形を変えながらもつないでいきたいと

はじまったボランティア

 

単なる車止めの飾りを、人気の撮影スポットとして有名にしたのは

行政や企業ではありません

 

地域に住んでいる女性2人の優しい視線と愛情からはじまった物語です

 

それがここまで人気者になった「江のピコ」ちゃん

 

みんなに愛されて守られて、これからも観光客の皆さんを楽しませてくれるでしょう

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