60歳になってやめたことが2つあります
1つめは化粧品の見直しです
エイジングの機能のあるブランドの化粧品をやめたことです
仕事もしていないのに、収入もないのに、ブランドものの化粧品って訳がわからないのでやめました
思いっきり足元をみられていて、「これを使わないとあなたはもう終わりよ」と、言われているようでなかなかやめられませんでした
本当にこれって効いてるのかな?と、思っていても、やめてしまってこれ以上大変なことになったらどうしようと思っていたからです
この高い化粧品のおかげで、かろうじて保っているんだとしたら怖くてやめることができませんでした…
でも、仕事を辞めてしばらくしてからは、一切使わなくなりました
なぜかというと、収入もなくなったのもそうですが、年齢とともに敏感肌になり、肌の乾燥と肌荒れがひどくなってしまったんです
顔が真っ赤になるほど、ヒリヒリしてしまうほど、肌が変わってしまいました
なので、今までの化粧品を使うことを断念しました
一時は「ひゃー、どうしよう」となり、昔使っていたものや、「これはいいよ!」とすすめられたものを使ってみましたがどれも合わないんです
そこで、いろいろと試した結果、乾燥予防ゲルと、敏感肌用化粧水、オリーブオイルに落ち着きました
これは一日中乾燥しないし、ヒリヒリしなくなったんですね
考えてみると、なんだかとってもシンプルになった気がします
2つめは白髪染めです
白髪染めもアレルギーで使えなくなったのが、この頃なので年齢的に体質が変わったのかもしれません
白髪染めをやめたら髪質もよくなって、更に地肌もなんかいい感じで、調子がすこぶるいいんです
顔のパーツや肌質が年齢を感じるようになってきたのに、髪の毛だけはしっかりと染めてお気に入りの洋服を着ていても、鏡に映る自分に何かが違うとガッカリしましたが
髪の毛がグレーヘアになってきて、それに合わせて化粧の仕方もシンプルになりました
洋服は、明るい色が似合うようになり、違和感をあまり感じなくなりました
これにはちょっと驚いたけど、新たな発見をしたようでとっても嬉しかったんです
年齢を重ねて色々と不具合が出てきても、それはもしかしたら自分に対しての見直しの時期かもしれない、と想うようになりました
わたしの場合は何もかも脱ぎ捨てたような感じで、全てがシンプルになったと感じています
身につけるものも、化粧の仕方も、やっと新しい自分として楽しめるようになったかな、と感じていますよ
なので「60代になってしまった」、「これでもう終わりだ」、なんて考えてしまったらもったいないということですね
きっと60代は、新しい自分と出会えるチャンスなんだと想っています
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