家族や周囲が優しくて親切なほど、年寄りのボケが進行する傾向にある
と、いう記事を見て、「あ、分かる気がする」と思ったわたしです
これは、シニア女性の対談の話しなんですが、女性ならではの視点で書かれていて面白く、興味深いものでした
子どもが、お嫁さんが、周囲が優しければ、何でもやってくれるので自分は何もやらなくても、何とかなってしまうという話しでした
そしてだんだんとボケてくる…
例えばお嫁さんが優しければ、「お母さん、台所仕事はもう私がやりますから台所に立たなくていいですよ」「それは私がやるのでお母さんは座っててください」
なんて優しく言ってくれたら「それじゃお願いします」、となって
もし、パソコンやスマホの使い方が分からなければ、子どもが優しく操作してくれて自分はただやり方を見ているだけ
だからだんだんとボケてくる…
わが家は娘とお婿さんと同居していて、お婿さんはとても優しい人ですが、娘とは口喧嘩をすることがあります
読んだ記事の作者さんも娘さんと同居をしていて口喧嘩をよくするそうです
その中で、口喧嘩とはいえ喧嘩は体力勝負だと言っていました
わたしは娘と口喧嘩していてそれをものすごく感じるので、この体力勝負という話しはよく分かります
頭をフル回転して「こう言われたからこう言ってやろう」「そんなこと言うんだ、だったらこうじゃないのよ」
なんて言い返したりして
娘がいる友達も喧嘩ばかりしていますが、最近はほんとに疲れると言っていました
脳の細胞が一気に目が覚めるのか、確かにとっても疲れます
でも、こんな刺激はありがたいと思った方がいいんだとか
日本は世界一の長寿国です、でも『寝たきり大国』なんだそうです
ボケないためにも、寝たきりにならないようにするためにも、娘や家族と口喧嘩をすることが一役買っているのでは?と、いうことでした
でも、中には「わたしは何にもやってもらっていない」なんていう人、自分の要求が果てしない人もいるので
こんな人は、いくら周囲が優しくてもボケることはないかと、密かに想っています
わたしは喧嘩はいやだし、したくないのでそんな刺激ではなくて、自分のことはとりあえずやってみる、調べてやってみる
それでもできないときには、娘に聞きます
でもそのときに、最近はこう思いながら教えてもらいます
「この人は優しくは教えてくれないけれど、わたしのボケが早まるのを阻止してくれている」
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