わたしが今、学んでいる『夢の降るみち』の仙人、竹川さんがこんなお話しをされていました
「ガンガンキラキラタイプの人は、そのタイプではまると活躍する
でもそうじゃない人は、それに引っ張られると苦しくなる
Adoさんのような人とか、鬼滅の刃の作者さんも顔を出さないけれども、本当に陰ながらだけれども、作品にエネルギーが宿っているかどうかが大事
お陰様という言葉があるように、日本としてはどちらかというと陰の方が主役みたいな感じで、そういう企業が生き残っている
そして目立つ方は潰れちゃったりしていることがある
威勢がよかったのに、急に売上が下がると味が落ちたり、手抜きしたりして、負のスパイラルでなくなっちゃったねあそこ、という感じになる
でも、自分の想いでコツコツやっていると、いつの時代も長続きするな、と
京都とかに行くと本当にそう
京都の老舗は応仁の乱、江戸時代
今宮神社のところにあぶり餅一品しかないけれども、それだけで1000年ずっと続いているお店がある
今でもあぶり餅しかメニューがない」
この話しを聞いたときに、今の世の中には「キラキラ✨系」が溢れていますが、今、世界で最も古い企業がたくさんある日本の姿とはまるで逆なんですね
古い企業はそんなキラキラしているCMもやっていないし、ただただひっそりと、コツコツと仕事をしています
インスタとかも、目から入ってくる情報はみんなが楽しそうに人生を謳歌しているように見えて、羨ましく思ってしまう
「3ヶ月で100万円稼げる」とか「このまま我慢の人生でいいの?」とか「億女」なんていう言葉も飛び交っているのを目にすることもたくさんあります
もちろん目に見えない努力をしてそんなふうになっている人もいるとは思いますが、残念ながらいつの間にかいなくなってしまう人が多いのも事実です
それは自分の気持ちと反対のことをやっているから、もしかしたら苦しくなってしまったんじゃないのかと思っています
わたしも「人間って不思議と、強い人や物に惹かれるし、自分にはないものを持っている人に憧れてしまう」と思っていました
でも、「魂ではなりたいと思っていない」ということを、仙人、竹川さんが教えてくれました
わたしも、一度そんな中に身を置いていたのでよく分かります
心は引っ張られる、だからやってみる、だけど自分の魂は違うと言っている
でも、もっと強くならなくちゃ、もっとがんばらなくちゃとやっていっても、もやもやな思いを抱えている人ほど苦しくなってしまうんじゃないのか
キラキラ系にないものを感じることができたら、自分のブレる気持ちが少なくなり心が穏やかになれる気がします
キラキラ系にはないものって何なのか、これはずっと考えていたことなんですが、今わたしが思うことは
やっぱり自分のやりたいことをやることなんじゃないかと思っています
やりたいことをやれるから気持ちがブレない、やりたいことをやっているから心が穏やかでいられる
日本の古くからある企業のようにひっそりと隠れていても、長く続けていけること
そんなことが大事なんじゃないかと思っています
『夢の降るみち』管理人、千聖さんのブログです
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