わたしは還暦少し前に、これからの自分の人生について考えました
これからどうしていくのか、いきたいのか、人生についてこんなに真剣に考えた事は、今までになかったです
やっぱり還暦という節目だったからなんですね
わたしは、椎間板ヘルニアと突発性大腿骨骨頭壊死症、という股関節の難病で、だんだんと痛くなることが多くなり「今日は休みます」という言葉も多くなり55歳の頃仕事を辞めました
「休みます」という言葉を言うのがいやで、迷惑をかけてるという思いから、卑屈になる自分も、とてもいやでした
なので、自分の心の中にある心残りの思いは、仕事をやりきった感がなく、中途半端で終わってしまったことの思いが、いつまでもくすぶっている感じがしました
まだまだ何かやりたい、何かできることがあるはず、こんな思いのまま時間だけが経ってしまいましたが、働きたいという思いは還暦になってもありました
まだまだいろいろとやれる、だけど「自分には何もない」という思い
趣味も特技も、資格もない
なので、人生を遡ってはあの時あの資格をとっておけば良かった、あの仕事をもう少し頑張って続けておけば良かった
そんな後悔はたくさんしましたが、人生最後の仕事を何か見つけてみよう、もう一度働いてみようという思いになったとき
外で働くという働き方ではなく、家でできることはないか、と色々と調べて、探していくうちに起業という道があると知りました
家でできるんだったら、私もちょっと挑戦してみようかな、というようなところから、いろいろ調べたり検索したり、というところから一歩始まったかな、という感じです
一番惹かれた理由は、家でできるという言葉で、家でできる仕事なら、「仕事を休みます」を言わなくていい、誰にも迷惑をかけない
と、わたしには十分魅力的でした
でも、すぐに感じたのは「違和感」で、わたしがいちゃいけない場所だと思いました
こんな風にやったら3ヶ月で100万稼ぐことができるとか、成功している人の真似をすればいいとか
それはわたしにとっては全然魅力には感じられなくて、お金を稼げば、人と同じようにやれば自分の心は嬉しいのか、そしてセールスをするなんてわたしにできるのか…
わたしには分からなくなりました
でも、一つだけ分かるのは自分が嫌だと思うこと、好きじゃないということはしたくないと思ったんです
仕事を辞めて、起業スクールも辞めて、わたしは何やってんだろう…
みんなができることができないのは、わたしが悪いし、わたしはポンコツなんだよね、と落ち込みました
そんなわたしに残ったものはブログでした
ポンコツだと思っていたわたしが、ブログを書いてみて、コメントを頂いたり、共感をしてくださる方がいることで、だんだんと力が湧いてきて
言葉を綴ることで、自分の気持ちが整理され、整理されることでまた言葉が出てきて
あの時のわたしはホントはもっと仕事がしたかったのに、どうしてできる方法をもっと考えなかったのか、自分がいなければ、なんて自虐的なことを考えてしまったのか
起業スクールだって、なじめなかったのはやり方のせいだったのか?もっと自分からアクションを起こしてできる方法だってあったかもしれない
たとえ違和感があったって、自分にはブログという宝物が残ったよね、それは感謝なのでは?
書いてきた事でこんな気づきもあり、わたしの黒い過去の想いが浄化されるのを感じ、癒やされた事もあります
誰にも見られたくないような自分の想いは、心の奥にしまっていても書いていくうちに外に出てきてしまうことがあって
それを自分で「もう大丈夫だよ」「もういいんだよ」と言ってあげたら、その想いは浄化され、やがて癒やされます
そんなことができるのはブログだけだと思っています
※今、「ブログを書きましょう委員会」(仮)をやっていく準備をしています、あなたと何かを作り上げることができたら幸せな事だと思っています
そして、わたしが学んでいる『夢の降るみち』は、こちらからです
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