友達は離婚してから何年もたちますが、5年くらい前からお付き合いをしている方がいます
わたしもお邪魔して食事を一緒に行ったり、話しをしたことがありますが、その彼と会うたびに不思議な感覚になります
どういうことかというと、まるで今まで知っている女友達と会ってご飯を食べて、しゃべっているような感じなんですね
所作がということではなくて、気の使い方や会話自体を楽しんでいるように見えることや、人の話しを相づちを打ちながら聞いてくれることがすごいなあ、と思っています
よく「ツーカーの仲」という言葉がありますが、まさにそんな人なんです
上手く説明できませんが、その友達の彼は女友達のようなんです
「女友達」その言葉がピッタリ!
例えば、友達とその彼とどこかで食事をとなった時に、3人で分けて食べられるメニューを必ず頼んでくれたり
お皿に食べ物がなくなるとさりげなく入れてくれたり、こちらの気持ちを察してくれてお茶を頼んでくれたり、とかなんですが
それを自然にやっているところ
なのでわたしも「いえいえわたしがやりますよ」なんて言わずに「あっ、ありがとうございます」と、お願いしたりできるんですね
以前友達に聞いたことがあります「察してくれたり、共感をしてくれることが多いから一緒にいて楽なんじゃない?」と
そうしたら「自分が仕事とかで厳しい顔をしていると何かあったの?と聞いてくれて、それがアドバイスではなくてただ、うんうんと話しを聞いてくれる」
と、言っていたんです
そんなことを言ってくれる、してくれる男性がいるんだ!?と、ビックリしましたが、どちらかというとわが家のお婿さんもそんな人です
「察してくれる」「気がついてくれる」「共感してくれる」「話しをきちんと聞いてくれる」
もしかしたらわたしが若い頃に、察するだとか気がついてくれるなんて、なんだか女性的な感じはあまりいいとは思わなかったかもしれない…
そして、そんな人に出会ったとしても、きっとわたしにはその細やかな気使いには気がつかなかった
これはわたしが年齢を重ねたからこそ、分かった事なのかもしれません
わたしが今まで旦那と一番のもめた原因は「話しをきちんと聞いてくれない」ということでした
ずいぶん前に「話しを聞かない男、地図が読めない女」という本が流行った時に、はじめて男性脳と女性脳の違いを知り、理解はしたけれど、それでもケンカになることは度々でした
今ではご飯を作ってくれたり何かと協力的な旦那なので、ありがたいし感謝もしていますので、ちょっと控えますが(^^;)
そりゃあ、いろいろとありましたです、ハイ
でも、友達とその彼はケンカをしたことがないらしくほんとうに姉妹のように仲が良くて、人生の後半にそんな人と巡り会った友達が嬉しそうな顔をしているのを見たら
わたしはまるで親のような気持ちになり、しみじみとその彼に「出会ってくれてありがとう」なんて言っていて
なんだか変なおばちゃんになっていました
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