太陽じゃなく月のようにひっそりと、こっそりと
パッと太陽のように明るい光だけが魅力じゃない、影の方が魅力ということもあります
そう教えてくれたのは、わたしが今学んでいる『夢の降るみち』です
「太陽じゃなく、月のように…という言葉にある人を思い出しました
それは、ヤクルトの元監督だった野村克也さんです
野村監督は、自らを「月見草」だと言いました
現役時代に華々しく活躍する王貞治さんや、長嶋茂雄さんは太陽を浴びるヒマワリ、でも、自分は野にひっそりと咲く「月見草」だと
月見草は夜に咲く花なんですね
当時、日本一の球団、読売巨人軍には日本中にファンがいました
日陰の存在の自分が脚光を浴びることができるとしたら記録を作ることしかない
王さんの打ち出す記録に対して、自分も負けないようにと目標を立て、誰よりも努力をして手に入れた記録でさえも、王さんに記録をあっさりと塗り替えられてしまった
同じようなすごい記録を出したって、脚光を浴びることもない、自分には誰も見向きもしない、日陰の存在だと思っていたそうです
なんともせつない言葉ですが、それでも後になって振り返ると、自分も負けないようにと目標を立てて努力した結果、自分も成長することができた、と
現役時代の野村監督をわたしは知りませんが、監督時代にデータ野球とかメモ魔とか野村語録で有名だったことは覚えています
そして、この監督時代に言った言葉「自分は月見草」という言葉がとても印象に残りました
世の中は、太陽を浴びているヒマワリのような人ばかりではなく、逆に月の中ひっそりと咲く月見草のような人の方が多いと思っています
自分は太陽のように「明るくないからダメなんだ」
自分は「根暗だからダメなんだ」
自分は「引きこもっているからダメなんだ」
と、思っている人がもしいたなら、それでいいそれがいい、と思っていいんです
自分は目立たない、暗いとか、引きこもりだとか、そんな人だって、自分の想いを込めてブログを書いていったら、ブログは最強の世界になります
ブログだけじゃない、あなたにとって最強な何かが必ず見つかります
そして野村監督のように、誰にも見られていない、コツコツしても分かってもらえない、そう思っていてもいつかは必ずそれが最強になる日が来る
それを信じて、自分を信じて今日もひっそりコツコツと
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