63歳にしてブログを始めた人がいます
わたしの全然知らない人なのですが、その方のブログを読んでいてなんだかとても「そうだよね、分かる分かる」と、思いました
その方のお母さんが、こう言ったそうです
「60代は黄金期よ」と
60代のこの娘さんに、80代のお母さんが言った言葉なんだそうです
自分の為に時間とお金が使えてまだ体力もある、でもボーッとしてたら10年なんてあっという間に過ぎてしまう
「60代を上手く過ごせたらそれは黄金期」
その言葉がこの方に刺さりまくり、よしやってやる!と思ったそうです
「60代を楽しむ!、やっときた黄金期!」
そんな気持ちを奮い立たせるために、突然ブログを始めたと(ブログというところがすごいです)
時間が過ぎていくのは年々早く感じると、みんなが同じようにいいますよね、だから後悔しないようになんでもやっておいた方がいいんじゃないか
と、いうことは分かっていても、わたしはいろんな気持ちがあって、というか、いろんないい訳をして動けない自分を長年作っていました
わたしは家族のために家事をしてい働いているからとか、○○が終わらないとできないとか、こうじゃないとできないとか
いろんないい訳を作って、自分が動けなくても仕方がないという思い込みを自分で作っていたんです
でも、そんなことをしたって何の意味もなく、時間がもったいないだけだと気がついたのは60歳も間近になった時でした
椎間板ヘルニアだったり、股関節の病気だったり確かにあったけれど、それで仕事を辞めたって何かできることを探すことだってできたのに
いろんないい訳をしてやらないでいました
でも今やらなくちゃ、このまま何も変わらないそんな人生はイヤだ何かしたい、こんなわたしでも何かできることが、誰かの役に立つことができたなら
そう考え、ネットで調べ始めましたが、今思えばなんでもっと早くやらなかったのか、もっと早かったらできることや、できたことがもっとあったはずなのに
そう考えたら後悔しかなかったんです
わたしも最近先輩たちの言っていたことを思い出します
「50代はまだちょっと余裕があるけれど、60代になったら今まで以上に時間が早く過ぎていくから、60代も半ばになってこんなはずじゃなかったと思っても遅いのよ」
こんな恐ろしい言葉を聞いても、わたしはまだまだ人ごとのような感覚でホントにお気楽でした
なので、63歳でブログを書始めた方が、「はっ!」と気がついて行動を起こしたことはすごいなと思ったんですね
この方にとってのキーワードが、「60代は黄金期よ」というお母さんの言葉ですが
娘さんのためにこれからの人生は自分のために好きなことをやりなさいよ、というお母さんの愛情だったのではないでしょうか
わたしはそんなふうに考えました
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