「なんで?」
「どうして?」
「その時どう思った?」
子どもってこんなことをしょっちゅう言いますよね?
きっと頭の中は
「これはなんでなんだろう?」
「どうしてこうなったんだろう?」
「そのときどんな気持ちだったの?」
「どんな風に感じたの?」
こんなハテナ???がたくさんあって、気になって仕方がない
でも、それが段々と大人になるにつれて、パズルのピースがピタッとはまったように合点がいくことってたくさんあると思うんです
そうすると、いつまでもそんなことを言っていたら恥ずかしいと感じてしまい、だんだんと言わなくなってしまう…
それが大人になるということだ、と考えるからです
でも、大人になっても
「なんで?」
「どうして?」
「その時どう思った?」
こんなことを考えることは、必要なことなんじゃないのかと
パズルのピースがピタッとはまるのは行動して、経験して、身についてくるけれど、深く考えることはしなくなってしまいます
今はテレビや、スマホからの情報がたくさんありすぎて、受け身で情報だけ受け取っても考えることにはつながりません
その情報を自分で吟味して、本当にこれは自分にとって知りたい情報なのか、自分のためになるのか
浅く知るより、深く知った方がいいと、最近思うようになりました
映画が好きで、よく見ていたんです
今は映画館だけじゃなくていろいろなサイトから見ることができますし、いつでもどこでも見れますよね
以前と違って色んな映画を見ることは少なくなりました
それよりも自分の好きな映画を何度も見て、自分はこの映画の何が、どうして、好きなんだろうと考えてみました
そうすることで新たな発見があったり、違う視点で見ることができることに気がつきました
それは自分の生活に役に立ったり、考え方が変わったり何かしら自分と向き合う結果になりました
自分と向き合う、考えてみるということは
この忙しい時代に逆行するような形で、不安になるかもしれないけれど、不思議な充実感を感じます
だから、考える人になりたい
「何でなんだろう」
「どうしてなんだろう」
「その時どう思った?」
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